禁煙２月を過ぎ、イライラすることもすくなくなってきたような気がする。
関口 宏の日曜の番組を見ていたら、ノーベル賞に対する中国批判をしてた。この番組にしては珍しいなと見ていると話題が北朝鮮問題に及んだ。かなり赤いゲストがいろいろ意見をのたもうのだが、この人達の頭の構造を疑ってしまう。ノーベル賞欠席は国として未熟、民主的でない→北朝鮮の砲撃は許すべきでない→日米韓で軍事的に協力するのはいかがなものか→日本は米韓と距離を置き軍事的な圧力で問題の解決を図ってはならない→中国に意見して中国を動かして北朝鮮に影響をおよぼすべきだ→中国は唯一の友好国であるのだからもっと軍事的圧力をかけてもよいし期待したい→日本はアメリカの軍事的に追従することは危険だ→・・国政に話がおよぶと・・大連立は憲法改正というとんでもないことをもくろんでいる。---ざっとこんな具合だ。民主的でない中国の軍事的圧力は北朝鮮に行使せよといいながら、日本はアメリカに追従して軍事的にふるまうのは許さない、ともかくなりふりかまわず日本だけ平和憲法話し合い路線で行かなくてはいけない、なぜ世界は平和憲法の精神を理解しないのかということで皆暗い顔で溜息をつく。平和憲法というお花畑幻想と共産革命を思想の根本に据えていると、こんなにも幼稚で、意味不明の論理を振りかざせるものなのか。
